
basketballking
2026年06月28日(日)03:58

6月28日(現地時間27日)、元NBAのスーパースターであるトニー・パーカーが、自身が会長を務めるフランスのプロバスケットボールチーム「アスヴェル・バスケット」のヘッドコーチに就任したとクラブから発表された。
現在44歳のパーカーは、2001年のNBAドラフトで全体28位指名を受けてスパーズに入団しNBAデビュー。2年目の2002-03シーズンには早くも1つ目のチャンピオンリングを獲得すると、その後もティム・ダンカン、マヌ・ジノビリ、カワイ・レナードといった選手とともに強豪スパーズを牽引し、合計4度のリーグ制覇を成し遂げた。シャーロット・ホーネッツに移籍後2019年に現役を引退すると、スパーズはパーカーの背番号「9」を永久欠番とした。
引退後も精力的に活動するパーカーは、昨年には最高峰の舞台であるNBAを目標にコーチへの転身を表明。現在はトルコ・イスタンブールで開催されている「FIBA U17バスケットボールワールドカップ2026」でU17フランス代表の指揮を執り、指導者としてのキャリアを本格的にスタートさせている。
パーカーは今回の発表に対してチームを通じて以下のようにコメントを発表した。
「この伝説的なクラブで責任を担うことに、私は大きな誇りを感じています。日々コートに戻り、試合のアドレナリンを再び感じ、チームの成長を支えていくことは、私を深く突き動かす挑戦です。バスケットボールへの情熱は少しも衰えていません。スタッフ全員とともに、常に勝利を追求する文化を根づかせ、野心的な未来を築くために懸命に取り組んでいきます。これは新たな物語の始まりであり、長期的に築き上げていきたい大規模な発展プロジェクトの第一歩です。ヴィルールバンヌ、リヨン、そしてフランスバスケットボールの誇りを高く掲げるために、この新しい流れを持続的なものとして定着させていかなければなりません」
パーカーは長年スパーズで披露してきた戦術眼や知性を武器に、今度は指揮官としてフランス、そして欧州最高峰のユーロリーグという大舞台のコートに凱旋する。