
basketballking
2026年08月07日(金)09:33

◆■ボストンで共闘したテイタムとは「実際には」話していないと明かす
8月7日(現地時間6日、日付は以下同)。フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジェイレン・ブラウンが、入団会見へ臨んだ。
昨シーズンまで、ボストン・セルティックスでプレーしてきた29歳のウイングは、オールスターへ5度、オールNBAチームへ2度選ばれた実績を持ち、2024年の優勝時にはファイナルMVPにも輝いた実力者。
キャリア10年目の昨シーズン。セルティックスはケガのためジェイソン・テイタムを大部分で欠いたものの、ブラウンがキャリアハイの平均28.7得点6.9リバウンド5.1アシストと大活躍し、イースタン・カンファレンス2位の56勝26敗でレギュラーシーズンを終え、予想外の戦績を残した。
ところが、7月2日にポール・ジョージと複数のドラフト指名権との交換で、ブラウンはシクサーズへトレードと報じられた。その当時をブラウンは「最初にトレードを知った時は、思わず電話を部屋の向こうへ投げ捨ててしまった」と振り返り、こうも語っていた。
「まだ、自分の中で整理している最中なんだ。新しい街、新しい場所、新たな期待、それに新しいエナジー。そういった興奮がある一方で、すごく長い時間を過ごした場所を離れることでもあるからね」
ブラウンはトレード後、テイタムとは「実際には」話していないものの、頂点を目指して戦ったチームメートをリスペクトし、こう口にしていた。
「僕らは一緒に優勝を勝ち獲った仲なんだ。一緒に優勝した相手というのは、兄弟のような絆であり、生涯にわたるレガシー(功績)を共有すると思うものだ。もちろん、どんな関係にも浮き沈みがあるのは確かだけどね」
セルティックスで共演したテイタム(左)とブラウン(右)[写真]=Getty Images
新たなシーズンは、約2カ月半後に開幕する見込み。ブラウンは新天地でジョエル・エンビードにタイリース・マクシー、VJ・エッジコムと共闘する。そして今夏の動きでシクサーズはレブロン・ジェームズやアンファニー・サイモンズ、ディーン・ウェイド、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープもロスターへ加え、充実のロスターを形成。
「確かに、このチームには才能ある選手や強いエゴを持つ選手が集まっている。でも勝つためには犠牲を払って互いを信頼し、コミュニケーションを取らないといけない。僕はオープンな姿勢で臨みたいし、自分の意図をはっきりと示したい。『いいかい、僕はこういう目的でここに来た。こういうことをしたいんだ。勝ちたいんだ』とね。そうすれば、互いに敬意を払いながらどうやったらうまくやっていけるのか、その道が見えてくるはずだ」
新天地で迎えるシーズンに向けてそう意気込んだブラウン。会見ではレブロンとチームメートになって学べることをポジティブに捉えていた。
「誰よりも早くジムに入ったり、フィルムルームで映像を分析したりすることを含め、レブロンから学ぶのを楽しみにしている。コート内外を問わず、キャリアを通じて彼が乗り越えてきたことすべてからね。学ぶのは僕の好きなことの1つだから、できるだけ多くのことを吸収して、自分自身に生かしていきたいと思っている」
今夏セルティックスからシクサーズへ移籍し、心機一転を図るブラウン。強力なチームメートたちとともに、自身2度目のチャンピオンシップ獲得を目指すだけに注目していきたいところだ。