
basketballking
2026年08月29日(土)14:59

ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーを追ったドキュメンタリー映画『Portrait of an Artist: Stephen Curry』が、全米のIMAXシアターで公開される。8月29日(現地時間28日)、カリー本人や配給元のウォルト・ディズニー・スタジオが発表した。
カリーがNBA史上初となる通算4000本の3ポイントを達成するまでの道のりに迫るこの映画は、現地10月9日から公開となる。なお、現時点で日本での公開については発表されていない。
同作はディズニーが配給を担当し、ゴッサム・チョプラ氏が監督を務める。カリーのキャリアを振り返りながら、バスケットボールに対する考え方や創造性、日々の努力など、史上最高クラスのシューターへと上り詰めた背景に迫る内容となっている。
なかでも大きな見どころとなるのが、2025年3月13日(現地時間12日)にチェイス・センターで行われたサクラメント・キングス戦だ。カリーはこの試合を通算3ポイント成功数3998本で迎え、前人未到の4000本到達まであと2本としていた。そして、試合の中で2本の3ポイントを成功させ、NBA史上初となる通算4000本の大台に到達。ウォリアーズも130-104で勝利を収めた。
この歴史的な瞬間を捉えるため、制作には21台のIMAX認証カメラが使用されたという。大舞台で記録を打ち立てるカリーの姿だけでなく、そこへ至るまでの思考や準備にも焦点を当てた作品となっている。
カリーは自身のSNSで「4000本目の3ポイントに至るまでの旅を捉えた、新しいドキュメンタリー」と紹介。「バスケットボールは、僕が人生を懸けて取り組んできた、心から愛するものなんだ。自分がアーティストと比較されることには大きな謙虚さを感じるけど、創造性はいつだって僕のプレーの中心にあった」とコメントしている。
また、作品には音楽プロデューサーのリック・ルービンや、アーティストのパティ・スミス、ジョン・バティステなど、各分野で第一線を走るアーティストも登場。それぞれの視点から、カリーのプレーに宿る「アート」について語っている。
チョプラ監督はこの映画について、「常に新しい傑作を追い求め、アスリートでありアーティストでもあるステフィン・カリーを捉えることがすべて」と説明。コートをキャンバスに見立て、史上最高の選手の一人を突き動かす創造性と規律を映し出した作品だと語った。
これまでもコート上で数々の常識を覆してきたカリー。そのキャリアがIMAXの大スクリーンで映し出されることになった。単なる記録達成の舞台裏ではなく、カリーの人間性やバスケットボールの芸術性に迫る作品としても注目が集まりそうだ。