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2026年08月31日(月)08:36

先週末。フィリピンのマニラで開催されたファンイベント“NBA House Philippines”へ、ジェイソン・キッド(元ダラス・マーベリックスほか)が参加した。
キッドは1990年代中盤から2010年代序盤まで、19シーズンをプレーしたポイントガード。1995年にグラント・ヒル(元デトロイト・ピストンズほか)と新人王をダブル受賞し、アシスト王へ5度立ってきた。
オールスターへ10度、オールNBAチームへ6度、オールディフェンシブチームには9度選ばれており、2011年にマブスの球団初優勝に大きく貢献。レギュラーシーズン通算1391試合で、キャリア平均12.6得点6.3リバウンド8.7アシスト1.9スティールをマーク。
シーズン通算1万2091アシストと2684スティールでNBA歴代3位、トリプルダブル数107回で同6位にランクしている男は、“点を重ねなくてもゲームを支配できる”選手と知られ、リーダーシップやバスケットボールIQでも高い評価を得ていた。
8月28日にソーシャルメディアへ公開された『ALL-STAR Magazine』との単独インタビューで、キッドは自身のスタイルに最も近い選手として、ロサンゼルス・レイカーズでアシスタントコーチ(AC)を務めた時に共闘したレブロン・ジェームズ(現フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)を挙げていた。
「ジョーカー(ニコラ・ヨキッチ/デンバー・ナゲッツ)について話したけど、レブロンの名前が出たので言わせてもらうと、彼のゲームは……別次元のものではあるけど、強いて言えば私のプレースタイルに最も近いのはレブロンだろうね。彼にはチームメートたちのためにプレーメークする能力がある。彼のバスケットボールIQ、次に何が起こるか事前に察知する能力はきわめて高い。パスやバスケットボールIQという点において、その2人(キッド自身とレブロン)こそが語られるべき選手なんだ」
キッドは現役時代にレブロンと何度も対戦してきた。全盛時に対峙したわけではないが、ベテランになってからもキッドは攻防両面で効果的なプレーで勝利に貢献。レブロンは本来フォワードではあるものの、所属チームで司令塔役をこなしてきたこともあり、キッドはそう感じているのだろう。
なお、レブロンはシーズン通算アシスト数でキッドに次ぐ1万2016本を残している。新天地シクサーズで迎える今シーズンに、ケガなどで長期離脱でもしない限り、キッドを抜いて歴代3位へ順位を上げることが濃厚。その日が近づくにつれて両者がメディアの前で互いのことを口にするかもしれないだけに、注目していきたい。