
basketballking
2026年09月09日(水)11:15

ニューオーリンズ・ペリカンズとメンフィス・グリズリーズの間で、4選手が絡むトレードが成立した。
9月9日(現地時間8日)、現地メディア『ESPN』が報じ、その後ペリカンズとグリズリーズが相次いで発表した。ペリカンズはジョーダン・ホーキンズとミカ・ピービー、将来のドラフト2巡目指名権、将来のドラフト2巡目指名権スワップをグリズリーズへ放出し、AJ・ジョンソンとタージ・ギブソンを獲得した。
今回のトレードは、ペリカンズにとってロスター整理とサラリー調整という側面が大きい。ペリカンズはベネディクト・マサリンとの2年1600万ドル(1ドル=154円換算で約24億6000万円、為替換算は以下同)の契約に合意しており、締結に向けてロスターとサラリーに余裕を作る必要があった。
報道によると、このトレードによってペリカンズは約570万ドル(約8億8000万円)のサラリーを削減。ラグジュアリータックスとファースト・エプロンを管理するうえでも重要な動きとなった。
2023年のNBAドラフトで全体14位指名を受けたホーキンズは、コネチカット大学時代には全米制覇を経験。ルーキーイヤーから得点力とシュート力を評価され、2024-25シーズンには平均10.8得点を記録した。昨シーズンは51試合の出場で平均5.1得点1.7リバウンド、平均13.6分にとどまった。ペリカンズで3年間プレーしたが、ローテーションに定着するまでには至らなかった。
ペリカンズは今夏からホーキンズのトレードを模索していたとされ、今回の動きによってグリズリーズで再起を目指すことになる。一方、2025年のNBAドラフトで全体40位指名を受けたピービーは、わずか1シーズンでペリカンズを離れることになった。昨シーズンは61試合に出場し、平均4.3得点1.9リバウンドを記録した。
グリズリーズからペリカンズへ移るジョンソンは、これでNBAキャリア3シーズン目にして4チーム目となる。2024年のNBAドラフトでミルウォーキー・バックスから全体23位指名を受けた後、ワシントン・ウィザーズ、ダラス・マーベリックス、グリズリーズと渡り歩いてきた。昨シーズンは平均3.3得点を記録し、キャリア通算でも平均4.9得点にとどまっているが、21歳と若く、ペリカンズではローテーション入りをかけてアピールすることになりそうだ。
また、ペリカンズにはNBA17シーズンを経験するベテランのギブソンも加わる。41歳のギブソンは昨シーズン、グリズリーズで10試合に出場し、平均3.4得点2.7リバウンドを記録。もっとも、ギブソンはペリカンズに残留するとは限らず、現地ではウェイブされる可能性も報じられている。
グリズリーズにとっては、ホーキンズとピービーという若手ウイング2人に加え、将来の2巡目指名権とスワップ権を獲得。一方のペリカンズは、ホーキンズとピービーを手放すことでロスターとサラリーを整理し、マスリンの加入を実現するためのスペースを確保した。