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2026年09月11日(金)04:59

現地時間9月9日。アメリカのテキサス州ダラスで、今年11月に実施される中間選挙に関連した集会が開催され、ドナルド・トランプ大統領が演説した。
この日の会場は、ダラス・マーベリックスのホームアリーナでもあるアメリカン・エアラインズ・センター。球団創設47シーズンで25度のプレーオフ進出を誇るマブスは、2011年にリーグ制覇を達成したほか、2006年と2024年にもウェスタン・カンファレンスを制してNBAファイナルへ勝ち上がった。
現在2シーズン続けてプレーオフから遠ざかっているマブスには、昨シーズンの新人王クーパー・フラッグ、ベテランガードのカイリー・アービング、PJ・ワシントンやナジ・マーシャルといった選手たちが在籍している。
そうした中、トランプ大統領は2025年2月3日(現地時間2日)に成立した大型トレードについて持論を展開。この3チーム間トレードで、マブスは2024年ファイナル進出の立役者ルカ・ドンチッチを含む複数の選手をロサンゼルス・レイカーズへ放出し、レイカーズからアンソニー・デイビス(現ワシントン・ウィザーズ)、マックス・クリスティらを獲得。
リーグトップレベルの実力者で、フランチャイズプレーヤーとして愛されたダーク・ノビツキーの後継者とみなされていたドンチッチを放出したことは、当時も驚愕のトレードとして報じられていたのだが、トランプ大統領はこう話していた。
「ダラス・マーベリックスは偉大なチームで、今後も良いチームになると期待している。しかし、あのトレードは理解できない。……あれがスポーツ史上最高のトレードとして記録されることはないだろう。むしろ、スポーツ史上最悪のトレードとして語り継がれるかもしれない」
2021年からマブスでゼネラルマネージャー(GM)を務めてきたニコ・ハリソンは、ドンチッチのトレードから約9か月後の2025年11月に解任された。
ビジネスマンでもあるトランプ大統領は「あのトレードをやり直せるかもしれないな。私はいつも取引をやり直しているからね。……取引のことはよく分かっているつもりだ。だが、あれ(ドンチッチのトレード)についてはどうしても理解できなかった。ダラスの誰かが説明してくれるだろう」
今年6月。トランプ大統領はサンアントニオ・スパーズとニューヨーク・ニックスが激突した「NBAファイナル2026」を現地観戦。現職の大統領としては初めてNBAファイナルを観戦していた。
もっとも、トランプ大統領にとって“プロスポーツ史上最悪のトレード”は、ドンチッチのトレードではないという。1919年にボストン・レッドソックスがベーブ・ルースを10万ドルでニューヨーク・ヤンキースへ放出したMLBのトレードで「あれこそが、いつの時代も最悪のトレードだよ」と語っていた。