
basketballking
2026年09月17日(木)10:04

ダニーロ・ガリナーリ(元ロサンゼルス・クリッパーズほか)が、カワイ・レナードによって自身のNBAキャリアが大きく変わったと振り返り、現在も続く一連の騒動について言及した。
ガリナーリは9月14日(現地時間13日、日付は以下同)、イタリアのポッドキャスト『A Cresta Alta』に出演。2019年夏にクリッパーズからオクラホマシティ・サンダーへトレードされた経緯を振り返り、その背景にはレナードの存在があったと語った。
2018-19シーズン、ガリナーリはクリッパーズで平均19.8得点6.1リバウンド2.6アシストを記録。キャリアベストともいえるシーズンを過ごしていたが、同年夏に状況が一変した。クリッパーズはFA(フリーエージェント)だったレナードの獲得に動くなか、レナードとの契約に加えてポール・ジョージの獲得も目指し、サンダーとの大型トレードを成立させた。クリッパーズはジョージを獲得するため、ガリナーリとシェイ・ギルジャス・アレクサンダー、さらに複数のドラフト指名権をサンダーへ放出。その後、レナードとの契約も正式に決定した。
この一連の動きによってクリッパーズを離れることになったガリナーリは、その後サンダー、アトランタ・ホークス、ボストン・セルティックスなど複数のチームを渡り歩くことになった。当時の出来事について、ガリナーリはレナードの名前を挙げて以下のように振り返った。
「彼(レナード)は、僕のキャリアの軌道を変えた。僕をロサンゼルスから追い出して、難しい状況に置いたんだ」
また、ガリナーリは現在のレナードをめぐる騒動にも言及。NBAは今月、クリッパーズがレナードのオフコート収入をめぐってサラリーキャップ回避規定に違反したと認定し、クリッパーズに3000万ドル(1ドル=156円換算で約46億7000万円、為替換算は以下同)の罰金と2029年から2033年までの1巡目指名権5つの没収などを科した。一方、レナードには70万ドル(約1億900万円)の支払いが命じられている。
これに対してガリナーリは、レナードに科されたペナルティーが小さいと主張した。
「彼は5000万ドルを支払うべきだ。そして、そのお金はすべて慈善団体に寄付すればいい」
もちろん、勝負の世界であるNBAでは、スター選手の決断によってチームの構成が変わり、それに伴って別の選手のキャリアが大きく動くことも珍しくない。ガリナーリのケースも決して特別な話ではなく、誰かを恨むような話でもないだろう。とはいえ、自身がクリッパーズでキャリアベストともいえるシーズンを過ごした直後、そのチームに加入したレナードの決断によってトレードに組み込まれ、その後のキャリアが大きく変わったことを考えれば、ガリナーリがレナードに複雑な思いを抱くのも無理はないのかもしれない。