
basketballking
2026年09月29日(火)08:50

◆■41歳の大ベテランが自身5度目の王座獲得を目指す
9月29日(現地時間28日、日付は以下同)。フィラデルフィア・セブンティシクサーズがメディアデーに臨み、今夏FA(フリーエージェント)で加入したレブロン・ジェームズがついにユニフォーム姿をお披露目した。
クリーブランド・キャバリアーズでNBAキャリアを始動させた男は、その後マイアミ・ヒートへ移籍し、キャブスへ帰還。直近8シーズンはロサンゼルス・レイカーズでプレーし、41歳にして通算4チームのシクサーズへ入団。
4度の優勝を誇る“キング”は、NBA歴代最長のキャリア23年を誇る大ベテラン。今シーズンは、ペンシルベニア州フィラデルフィアを本拠地に置くシクサーズで、自身5度目の王座獲得を目指す。
このチームにはジョエル・エンビード、タイリース・マクシー、ジェイレン・ブラウンというスターが所属しており、レブロンを加えたことでNBAでも指折りの“スーパーチーム”と化した。
今シーズンのシクサーズは、試合や練習だけでなく、試合前後のメディアやファンに対する対応、ソーシャルメディアにおける活動など、一挙手一投足が注目されると言っていい。
新シーズンを迎えるにあたり、レブロンは「常に平常心を保つように心がけるべきだ。周囲の雑音は雑音として受け止めること。この建物の外で起きることは絶えず起こり続けるもので、俺がここにいる以上、その騒ぎは2倍、3倍、4倍にも膨れ上がるだろう。それはこの立場に伴うものだし、理解はしている」と口にしていた。
シクサーズは10月21日のレギュラーシーズン開幕初日に王者ニューヨーク・ニックスと激突し、その後も毎試合で注目を集めることだろう。時には不調に陥ってチームが連敗に陥ったり、思わぬ逆転負けや大敗を喫することもあるかもしれない。
レブロンは「この施設や遠征先でこなす練習、映像の分析など、俺たちが積み重ねていく努力が、すべてを解決してくれるはずだ。選手同士で互いに責任を問い、高め合っていくことになる」と語り、こうも述べていた。
「外で起きていることなんて何の意味もない。全く関係のないことなんだ。 重要なのは結果であって、この場所で自分たちには何が起こるのかということ」
NBAのレギュラーシーズンは、約6カ月間をかけて82試合をこなしていく。そこから王者を決定するプレーオフが始まり、頂点へ立つためには4つのシリーズで相手よりも先に4勝しなければならないため、長丁場な道のりとなる。
これまで多くの選手たちとともに戦い、コート上で対戦もしてきた男は勝つため、優勝するためには自己犠牲が求められることも熟知していて、こう話していた。
「自分のキャリアを通じてこのリーグを見てきたが、自己犠牲を払うことなく、平均20得点や22得点しながら、プレーオフでは1、2回出たけど勝利はゼロ、という選手は実に多い。それが望むキャリアの形なら、それでも構わない。人それぞれ目標は違うから。
だが、このロッカールームにいる誰一人として、そんなキャリアを望んでいるとは思わない。もしそうなら、俺たちはここにいないはずだからな」
チャンピオンシップを求めてシクサーズへやって来たレブロンは、今のリーグで誰よりもバスケットボールを熟知している選手と言える。だからこそ、新天地で迎える次のシーズンで、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、今から楽しみでならない。