
basketballking
2026年10月01日(木)05:37

9月25日と26日の2日間、NBA docomoは、日本とNBAを近づけるブランドアクションの一環として、『GAME CHANGER』をテーマにした特別プログラムを東京都内で開催した。
登場したのは、NBAの歴史を彩ってきたミッチ・リッチモンド、ドワイト・ハワード、デロン・ウィリアムスの3人。初日は約100名の小中学生を指導し、翌日は約500名のNBAファンと交流した。対象やプログラムは異なったが、レジェンドたちが一貫して伝えたのは、練習を積み重ね、自信を持ち、バスケットボールを楽しむことの大切さだった。
◆「NBA docomo Presents SCHOOL OF THE GAME CHANGERS.」
25日に渋谷教育学園渋谷中学・高等学校で行われた「NBA docomo Presents SCHOOL OF THE GAME CHANGERS.」では、『GAME CHANGERになるための教室』をテーマに、トレーニングやトークショー、質疑応答を実施。3人は子どもたちの動きを真剣に見守り、一人ひとりに声をかけながら細かく指導した。
豪快なダンクを見せるハワード[写真]=NBA docomo
クロスオーバーの名手として知られるウィリアムスは、自身の武器が1対1の練習を繰り返すなかで自然と身についたものだと説明。「みんなもそれくらい夢中になって、とにかく練習してほしい。そうすれば必ず自分の武器が見つかるはず」と、継続して取り組む重要性を説いた。さらに、子どもたちのリクエストに応え、リッチモンドのパスからハワードが豪快なダンクを披露。会場からは大きな歓声が上がった。
続くトークショーで、リッチモンドは小中学生のうちに身につけるべきことについて、「好きな選手がいるなら、その選手がどんな動きをしているか細かく研究してみてほしい」とアドバイス。そのうえで、「楽しむことももちろん大切。純粋に心から楽しんでバスケをプレーしてほしい」と呼びかけた。
比較的小柄な日本人がNBAでゲームチェンジャーになるためのポイントを問われたハワードは、「自信を持ってプレーすること。自分よりも大きい選手を倒すことに喜びを感じるくらい、強いハートを持ってプレーすることが大切」と回答。ウィリアムスは、プレー中の思考について「個人的には何も考えていない状態が理想的」と明かし、「流れに身を任せてプレーして、練習で徹底したことを自然に発揮できている状態がベスト」と語った。
トークショーでの様子[写真]=NBA docomo
キャリアを変えられるとしたら何を変えるかという質問に対し、リッチモンドは「自分のキャリアが大好きで誇りを持っているし、何も変えない」と即答。「起こったことすべてがつながっていると思うから、何か変えたら殿堂入りできないかもしれない」と冗談を交え、会場を沸かせた。
一方、ウィリアムスは「1つ挙げるなら、もっと楽しめばよかった」と率直な思いを吐露。「12年というキャリアだったが、瞬きしたら終わるくらいの短さだった。みんなには今のうちから、思う存分楽しんでほしい」と伝えた。ハワードも「両親や周りの人たちにたくさん助けてもらえる若いうちに、とにかく全力で楽しもう」とエールを送り、初日のプログラムを締めくくった。
◆「NBA docomo Presents LESSONS FROM THE GAME CHANGERS.」
翌26日には、六本木ヒルズアリーナで「NBA docomo Presents LESSONS FROM THE GAME CHANGERS.」を開催。『GAME CHANGERSから学ぶ、NBAの楽しみ方』をテーマに、3人が現役時代の経験を語り、参加型企画「MEET & PLAY」でファンと交流した。
NBAレジェンドとコート上で記念撮影[写真]=NBA docomo
現役時代のライバルを尋ねられたリッチモンドは、「マイケル・ジョーダンは当然入ってくる。当時はシューティングガードがかなり層の厚いポジションだった」と回想。ウィリアムスは、若い頃にアレン・アイバーソンやリッチモンドに憧れていたと明かし、「彼らからどういう技術を盗めるか考えてトレーニングしてきた」と振り返った。
代名詞のクロスオーバーについても、「レジェンドたちがどれだけ効果的にプレーしているか、研究してまねしていくうちに習得できた」と説明。前日の子どもたちへの助言と同様に、優れた選手を観察し、繰り返し試すことが自分だけの武器につながると伝えた。今シーズンの注目チームについて、ウィリアムスは古巣のユタ・ジャズを挙げ、「良いタレントがそろい始めている。彼らの活躍に期待している」とコメントした。
ハワードはオーランド・マジックの成功を願いつつ、「ミニマムでベテランが必要だったら、いつでも準備はできている」と笑いを誘った。さらにハワードは、「和牛と宿と無料のWi-Fiを用意してくれたら、Bリーグでプレーしようかな。ドコモさん、お願いしますよ」と冗談を飛ばし、会場を盛り上げた。
ファンサービスを欠かさなかったハワード[写真]=NBA docomo
後半の「MEET & PLAY」では、リッチモンドがファンとの3ポイント対決で10本中8本を成功。その正確なシュートを支えたものについて、「毎日600本、700本と膨大な量を練習することに限る」と語った。ウィリアムスは参加者にパスを送り、「ディフェンダーの動きをよく見て、あとはレイアップを外すなよ!(笑)」と声をかけ、成功した参加者と笑顔でハイタッチを交わした。
最後はハワードが参加者からのパスを受け、豪快なダンクを次々と披露。「みんなのことが大好きです。来てくれてありがとう。日本のみなさんのエナジーが最高でした。アリガトウ、ジャパン」と感謝を伝え、2日間のイベントを締めくくった。