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2026年10月10日(土)07:03

NBA 2026-27シーズンの開幕が目前に迫るなか、昨シーズンから国内で数々の熱戦をお届けしてきた「NBA docomo」は、日本とNBAの距離を近づける特別イベント「MEET THE GAME CHANGERS」を開催した。
各世代を代表する元NBAプレイヤーたちを日本へ招き、彼らの経験を日本の次世代へつないでいくこのたびの取り組みでは、キャリア平均21.0得点のレジェンドスコアラーであるミッチ・リッチモンド(元ゴールデンステイト・ウォリアーズほか)、スーパーマンの異名を持つ3度の最優秀守備選手賞受賞者のドワイト・ハワード(元オーランド・マジックほか)、強じんな体躯で魅了した天才ガードのデロン・ウィリアムス(元ユタ・ジャズほか)という往年の名手が来日。
編集部は、来日を心待ちにしていた様子のリッチモンドと対面。イベントへの期待をはじめ、現役時代のエピソードや新シーズンへの期待を尋ねた。
取材協力=NTT docomo
インタビュー・文=Meiji
◆■MJとの激闘「トラッシュトークはせず、お互い全力で勝負した」
――まずは日本へようこそ!「NBA docomo “MEET THE GAME CHANGERS”」の来日を楽しみにしていたそうですね。
リッチモンド 日本に来られて本当にうれしいよ! NBAを代表して、世界中に広がったこのリーグの魅力を伝えられる機会だ。いつだって楽しみだよ。クリニックやファンミーティングで何が待っているか、ワクワクしてるね。
――帰国する前に日本でやりたいことはありますか?
リッチモンド シンプルだけど、街を歩いてみたいと思っている。YouTubeで日本の街歩き動画をよく見るんだ。そこでいつも気になるのが、ゴミ箱が全然ないこと。捨てる場所がないから、ゴミは持ち歩くしかないってことだろ? それなのに街はめちゃくちゃきれい。自分の足でその環境を歩いてみたいんだ。
――あなたはゴールデンステイト・ウォリアーズ時代、ドン・ネルソンヘッドコーチの下で超ハイペースなオフェンスを繰り広げた通称「Run TMC」の一員でした。ティム・ハーダウェイはこのトリオを「伝説的なグループ」と話していましたが、あなたにとってはどんな存在ですか?
リッチモンド 違う場所から集まった選手たちが、1つのチームとしてうまく噛み合ったんだ。監督はちょっと独特なスタイルで、自由にプレーさせてくれた。みんな仲が良かったし、お互いが大好きだった。何より、一緒にプレーするのが本当に楽しかったよ。
――NBAを代表する安定したスコアラーのひとりでしたが、優れたスコアラーに求められる要素は何ですか?
リッチモンド 間違いなく、練習を重ねること。安定して得点したいなら、それだけの努力が必要だ。NBAに入れば、自分の後ろから次の選手がどんどん出てくる。だから技術を磨き続けて、何が起きても対応できるようにしておかないと。毎年、新しく取り組む課題を見つけることが大事だと思うね。
――バスケの神様と称されたマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)は、あなたを最も手ごわい対戦相手のひとりに挙げ、「鏡の中の自分を見ているのと最も近い感覚」と言いましたね。
リッチモンド 僕が全力で、アグレッシブにぶつかったからじゃないかな。彼にはディフェンスでも走り回ってもらった。マイケルはどんな相手からも得点できたけど、反対側のコートで彼をそこまで働かせる選手は多くなかった。僕も彼に走らされたし、彼も僕に走らされた。トラッシュトークなんかしなかったよ。ただ、お互い全力で勝負していた。いつだって最高の対戦だった。
現役時代、バスケの神様、ジョーダンと激しいマッチアップを演じたリッチモンド [写真]=Getty Images
――現役時代のどこか1シーズンをもう一度やり直せるなら、いつを選びますか?
リッチモンド うわ、それは難しい質問だね……。でも正直、何も変えたくないかな。
――1つも変えないことはないんですね。
リッチモンド そうだね。起きたことは全部、あのとおりでいい。それはよい時も悪い時もあったけど、あの瞬間を楽しんでいたし、振り返っても自分のキャリアには満足しているよ。
――まもなくNBA 2026-27シーズンが開幕します。今シーズン、特に注目している選手はいますか?
リッチモンド 僕はバスケを見ること自体が大好きだから、どのチームの試合も見るんだ。その中でも選手個人で言えば、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブス)。今シーズンはどのような活躍をするか、これからどう成長していくかは楽しみだね。
――球団ではいかがでしょう?
リッチモンド フィラデルフィア・セブンティシクサーズは今年どうなるか気になるし、大きくチームが変わったロサンゼルス・レイカーズがどんなプレーをするのかも楽しみだね。ただ、僕はバスケを見ること自体が大好きだから、どのチームも見るよ。特定の1チームだけじゃない。もちろん、僕はずっとゴールデンステイト・ウォリアーズの人間だけどね。でも、それ以上に、ただバスケを見るのが好きなんだ。
日本のファンの前でシュートを披露 [写真]=NBA docomo