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2026年10月16日(金)09:56

10月15日(現地時間14日)、ボストン・セルティックスはプレシーズンゲームでシャーロット・ホーネッツと対戦し、114-93で勝利。これでプレシーズンゲーム3連勝とした。
この試合では、マイク・コンリーがジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)から選手交代の判断を任される一幕があり、注目を集めた。
試合中、ベンチで紙を手に持ったコンリーは、交代のタイミングに合わせて選手たちに指示を出していたという。今シーズンでNBAキャリア20年目を迎えるベテランガードは、試合には出場せず、普段とは異なる立場からチームを支えた。
現地メディア『The Athletic』によると、コンリーはマズーラHCから試合前に「今夜のローテーションを担当してみないか」と声をかけられたという。これまで経験したことのない役割だったが、本人は快く引き受けた。
実際に試合が始まると、早速判断を迫られる場面が訪れた。第1クォーター開始からわずか2分5秒でデリック・ホワイトが2つ目のファウルを犯したのだ。予定していたローテーションを維持するのか、それともファウルトラブルを避けるために交代させるのか。コンリーはホワイトに3つ目のファウルを犯さないよう注意を促し、そのままコートに残すことを選択。その約1分後にはペイトン・プリチャードを投入し、ローテーションを調整した。
そのほかにも、選手の疲労具合や好調な選手をどのタイミングで交代させるかなど、さまざまな状況への対応が求められた。コンリーは指揮官に助言を求めながら判断を重ねたといい、コーチングの難しさを実感したようだ。同紙のインタビューで、コンリーは以下のように語っている。
「思っているよりもずっと難しいね。決められたプランに従おうとして下を向いていると、顔を上げたときには選手が息を切らしていることもある。あるいは、誰かが4、5本連続でシュートを決めていて、まだ交代させたくないと思うこともあるんだ。試合の流れを感じ取ることが大切なんだ」
コンリーは後半、ベンチでマズーラHCの隣に座り、選手交代だけでなく、試合の見方や戦術についても意見を交わしたという。指揮官からは、選手たちが細かな戦術的指示を受けなくても連係を築き、コート上で解決策を見つけていることの重要性についても説明を受けた。
セルティックスは今プレシーズン、選手やコーチ陣が普段とは異なる役割を経験する機会を設けている。プレシーズン初戦ではアシスタントコーチのトニー・ドビンズとDJ・マクレイに指揮を任せており、今回のコンリーの起用もその一環といえる。
今オフにセルティックスに加入したコンリーにとって、今回の経験は選手として新たな視点を得る機会にもなったようだ。20年目のシーズンを迎えるベテランガードが、マズーラHCとの関係を深めながらチームにどのような影響をもたらすのかにも注目したい。