
basketballking
2026年10月16日(金)10:26

10月15日(現地時間14日)、サンアントニオ・スパーズはプレシーズンゲームでフェニックス・サンズと対戦し、123-103で勝利。プレシーズン4試合目にして初勝利を挙げた。
足首の負傷から復帰した2年目のカーター・ブライアントは、約20分間の出場で16得点5リバウンド2ブロックを記録し、3ポイントシュート7本中4本を成功させた。昨シーズンは71試合に出場し、平均4.2得点を記録したブライアント。3ポイントシュート成功率は33.5パーセントだったが、今オフはシュート力の向上を目指し、徹底したトレーニングに取り組んできたという。その練習内容について、現地メディア『サンアントニオ・エクスプレス・ニュース』が取り上げている。
ブライアントは1日に4、5回の練習セッションをこなしたという。最初の練習は午前4時に始まり、午前7時にもトレーニングを実施。午後の練習を経て、夜にはシュート練習に集中する最後のセッションを設けていた。ブライアントは以下のように語っている。
「最後のセッションでは、ひたすらシュートを打っていた。そこで500本ほど決めていたんだ。1日全体では、間違いなく1000本を超えていたよ」
こうした練習への姿勢の背景には、幼い頃から憧れてきたコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)の存在があった。
「僕はコービー・ブライアントのファンだった。子どもの頃に好きだった選手たちは、みんなコービーの影響を受けていたんだ。彼らの話を聞いたり、いろいろな人から学んだりしてきた。そして、周りの選手より成長するには、誰よりも努力するしかないという考えをずっと持っていた」
ブライアントは、積み重ねた努力が時間とともに大きな差につながるという、コービーの考え方にも影響を受けたという。
一方で、練習量を増やすことだけが成長につながるわけではないことも学んだ。ブライアントによれば、以前は500本のシュートを決めるのに約90分かかっていたが、練習を重ねたことで、9月には約45分で終えられるようになったという。
「成長するために、必ずしも自分を限界まで追い込む必要はない。疲れ切ってしまえば、かえって効率が悪くなることもあるし、悪い癖が身についてしまうこともある」
実際、サンズ戦では3ポイントシュートを高確率で沈め、オフシーズンの取り組みの成果の一端を示した。ミッチ・ジョンソンHC(ヘッドコーチ)も、シュートを打つべき場面への理解が深まっていると評価している。
2025年のNBAドラフトで全体14位指名を受けたブライアントにとって、今シーズンは成長を示す重要な1年となる。憧れのコービーから学んだ努力の姿勢を武器に、磨いてきたシュート力を実戦で発揮し、スパーズでの役割を広げていけるか。2年目を迎える20歳のフォワードに注目が集まる。