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2026年11月01日(日)02:03

ディロン・ブルックス(フェニックス・サンズ)が退場処分を受けたプレーをめぐり、相手選手のジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ)が意外な反応を見せた。
10月31日(現地時間30日)、サンズは本拠地でナゲッツと対戦し、120-127で敗戦。この試合でブルックスは、過度で不必要な接触に科されるフレグラントファウル2を宣告され、途中退場となった。
問題の場面は、第3クォーター残り8分5秒に発生。ブルックスがターンアラウンドジャンパーを放った際、右脚を前方に大きく振り出し、ディフェンスについていたマレーの股間付近に接触。マレーは苦痛に顔をゆがめ、しばらくコートに倒れ込んだ。
当初はオフェンスファウルが宣告されたものの、審判団はビデオレビューを実施。その結果、フレグラントファウル2に判定が変更され、ブルックスは退場となった。この時点でブルックスはフィールドゴール12本中9本成功の22得点を記録しており、サンズにとっても痛い退場となった。
試合後のインタビューに応じたマレーは、接触が故意だったと思うか問われると、その可能性を否定した。
「いや、もちろんそんなことはないよ。彼はシュートを打っていたんだ。ブルックスは少し大げさに倒れたのかもしれないけど、本当に僕の股間を蹴ろうとしていたとは思わない」
また、マレーはブルックスと友人関係にあることも明かしている。ともにカナダ出身の2人は、2024年のパリオリンピックでカナダ代表としてプレーしたチームメートでもある。NBAでは激しいディフェンスやトラッシュトークで知られるブルックスだが、マレーは今回のプレーを悪意のある行為とは受け取っていないようだ。
一方、サンズのジョーダン・オットHC(ヘッドコーチ)は、退場処分という厳しい判定に疑問を呈した。
「リーグのほかの試合でも、同じようなプレーがフレグラントファウル2になるのか見てみたい。彼の評判が判定に影響していないことを願っているよ」
オットHCも悪意のあるプレーではなかったとの見解を示している。また、チーム最多の24得点10リバウンドを記録したマイルズ・ブリッジズも、ブルックスの退場について、過去の評判が影響した可能性を指摘した。
「ディロン以外の選手が同じことをしていたら、退場にはならなかったと思う。でも彼にはリーグでの評判がある。彼はこのリーグの“悪役”だからね。それには代償が伴うんだ。ただ、今日の僕たちには彼が必要だった」
激しいプレースタイルで知られ、これまでもたびたび物議を醸してきたブルックス。退場という厳しい判定が下された一方、接触を受けたマレーはブルックスに悪意がなかったと強調。カナダ代表でともに戦う両者の信頼関係と、ブルックスにつきまとう“悪役”のイメージが、対照的に浮かび上がる一幕となった。