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2026年11月04日(水)05:45

選手たちのハロウィンコスチュームは、NBAのシーズン開幕からクリスマスゲームまでの期間における楽しみなオフコートコンテンツだ。
トンネルランウェイからプライベートまで、選手は毎年個性的な仮装でSNSで話題をさらう。今年もウィットに富み、クオリティの高い仮装が各都市で披露された。
文=Meiji
◆■ビクター・ウェンバンヤマ
[写真]=Getty Images
昨年の最優秀守備選手賞は、その類稀なプロポーションを活かした仮装で、デビュー以来ハロウィンの中心人物となっている。
これまで『千と千尋の神隠し』のカオナシやネットミーム発祥のスレンダーマンなどでスタジアムの裏手を騒がしたが、今年はファンタジー作品『ウィッチャー』シリーズに登場する主人公、リヴィアのゲラルトのコスチュームをチョイスした。
白い長髪のウィッグ、黒いマント、背中の剣まで完璧に再現。ミネソタ・ティンバーウルブスとの対戦でもセルフアリウープを披露して、チームとして4連勝を飾り、コート上での怪物退治にも成功している。
◆■ステフィン・カリー
[写真]=Getty Images
カリーは家族で1987年公開のホラー・コメディ映画『ザ・ロスト・ボーイズ』の仮装を楽しんだ。
カリーはヴァンパイア集団のカリスマ的リーダーであるデイヴィッドを、そして妻のアイーシャは物語のヒロインであるスターの仮装で美しくドレスアップしてみせた。そして、子どもたちも登場人物になりきり、劇中の牙やミニバイクまで用意する手の込みようだった。
カリー一家がこの作品を選んだのには、理由がある。アイーシャとカリーは今年3月、『ザ・ロスト・ボーイズ』のブロードウェイ作品の共同プロデューサーに就任。本作品は、トニー賞でも12部門にノミネートされるなど、興行でも大きな成功を収めている。
◆■ニューオーリンズ・ペリカンズ
[写真]=Getty Images
ペリカンズは球団単位でハロウィンを最も満喫したチームのひとつに違いない。
イブ・ミッシとカルロ・マトコビッチは、SFアクションコメディの金字塔『メン・イン・ブラック』のエージェントKとエージェントJに変身。トンネルでは、ニューラライザー(記憶消去装置)をかざす決めポーズも披露し、両者ノリノリだった。
だが、そんな2人の完成度の高さをベネディクト・マサリンが笑いで掻っ攫ってしまった。名作コメディ映画『最凶女装計画(ホワイト・チックス)』の仮装で、黒人潜入捜査官が変装した白人ギャルに。さらに、1人2役で車内でノリノリで歌う伝説のシーンも再現し、コメント欄にはタイリース・ハリバートンやオビ・トッピンなど、友人のプレーヤーから泣き笑いの顔文字がこれでもかというほどにコメントされている。
◆■AJ・ディバンサ
[写真]=Getty Images
今年のドラフト1位も、指名順位に恥じないコスプレ姿だったと言える。
ディバンサは、映画『星の王子 ニューヨークへ行く』でエディ・マーフィが演じたアキーム王子に変装。アキーム王子がニューヨークに到着した際のアイコニックな特注のロングコートに、彼のトレードマークであるライオンの毛皮風の肩飾りまで完全再現。高級感のあるキャップやゴールドのアクセサリーまで揃えた。
多くの選手たちが既製品で済ませる中、手間暇をかけた仕上がりにはファンも絶賛。SNSのコメント欄には「今年のNBAハロウィンのベストドレッサー」との声もあり、今年の仮装大賞候補に名乗りを上げている。
◆■パスカル・シアカム
[写真]=Getty Images
映画好きなら、シアカムの仮装は見逃せない。
シアカムは、クエンティン・タランティーノの代表作『パルプ・フィクション』より、サミュエル・L・ジャクソン演じる殺し屋ジュールス・ウィンフィールドを忠実に再現。キャプションには、聖書「エゼキエル書25章17節」から引用した「心正しき者の歩む道は、あらゆる側からはばまれ…」という言葉を添え、映画史に残る有名なモノローグを想起させている。
さらに、その数日前にはインディアナ・ペイサーズのリック・カーライルヘッドコーチのモノマネも披露。会見中にテープで口を塞ぐ名シーンを再現し、指揮官をユーモラスに引用してみせた。