
basketballking
2026年11月05日(木)07:20

11月5日(現地時間4日)、マイアミ・ヒートはロサンゼルス・クリッパーズと対戦し、延長戦の末に117-116で勝利。開幕4連敗を喫していたヒートだが、この試合の勝利で今シーズンの成績を3勝5敗とした。
3日に行われたロサンゼルス・レイカーズ戦では117-138で大敗しており、ヤニス・アデトクンボは30得点12リバウンド7アシストを記録したものの、チームは相手の攻撃を止められずに大量得点を許した。この試合、ヒートはレイカーズにフィールドゴール成功率57.3パーセントを許し、前半だけで79失点。さらに、ルカ・ドンチッチには42得点13アシストを許すなど、ディフェンス面の課題が浮き彫りとなった。
今シーズンからヒートに加入したヤニスは、開幕から攻守両面でチームをけん引しているものの、思うように勝利を重ねられていない。レイカーズ戦後、現地メディアの取材に応じたヤニスは、チームの守備について厳しい言葉を口にした。
「僕たちは十分にハードにプレーできていない。もっと激しくプレーしなければいけないし、誇りを持たなければならない。まずは、一人ひとりがプライドを持つことが大切なんだ」
さらにヤニスは、チームメート同士の信頼関係についても言及。守備面での連係不足を指摘し、現状を改善する必要があると訴えた。
「お互いに責任を持たせ合い、ディフェンスでは信頼し合わなければいけない。でも、今の僕たちは互いを信頼できていないし、あと一歩の努力が足りていない。2試合ほど良いプレーができたこともあったけど、悪い習慣がまた出てきてしまっているんだ」
ヒートは開幕7試合で平均123.9失点を喫しており、3日終了時点でリーグワースト4位。相手のフィールドゴール成功率も48.8パーセントと、リーグワースト3位に沈んでいた。こうした状況について、チームメートのバム・アデバヨも同様の見解を示している。
「もっとお互いを信頼しなければいけないと思う。疲れが出てくるとコミュニケーションが減ってしまい、そこからミスが生まれることが多いんだ。そうなると、努力が足りなくなってしまう。何とかして解決しなければいけない」
また、エリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)も、チームの守備について責任を感じていることを明かした。
「このチームが持っている守備能力を最大限に引き出せるよう、私自身がもっと良い仕事をしなければいけない。これはロッカールームにいる全員の責任だ。選手もスタッフも含めて、全員で解決策を見つける必要がある」
今シーズンはヤニスを新たに迎え、アデバヨとの強力なディフェンスコンビにも期待が寄せられていたヒート。しかし、ここまでは本来の守備力を発揮できていない。
続くクリッパーズ戦では接戦を制したものの、チームが抱える守備面の課題は依然として残されている。ヤニスが強調した「努力」「誇り」「信頼」という要素を取り戻し、新体制での飛躍につなげられるか注目が集まる。