
basketballking
2026年11月08日(日)03:28

フィラデルフィア・セブンティシクサーズのレブロン・ジェームズが、今シーズン初めて古巣クリーブランド・キャバリアーズの本拠地に凱旋した。しかし、かつての英雄に対するファンの反応は複雑なものとなった。
11月7日(現地時間6日)、シクサーズは敵地ロケット・アリーナでキャブスと対戦し、95-119で敗れた。レブロンは先発出場して約31分間プレーしたものの、フィールドゴールは12本中3本の成功(成功率25パーセント)にとどまり、今シーズン最少の8得点を記録した。
オハイオ州アクロン出身のレブロンは、2003年のNBAドラフトでキャブスから全体1位指名を受けてプロ入り。2010年にマイアミ・ヒートへ移籍したものの、2014年にキャブスへ復帰し、2016年には球団史上初のNBA制覇に導いた。
その後、2018年にロサンゼルス・レイカーズへ移籍。今夏にはキャブスへの3度目の加入も選択肢にあったとされるが、最終的にシクサーズとの契約を選んだ。今回の凱旋では、試合前の選手紹介でレブロンに拍手が送られた一方、前半にはボールを持つたびに一部のファンからブーイングが起こる場面も見られた。
試合後、レブロンは古巣ファンの反応について質問を受けると、これまでのキャリアで経験してきたさまざまな歓迎や批判を振り返った。
「僕はここで、地獄の底から天国の頂点まで、あらゆる反応を経験してきたからね」
この発言からは、ヒートへ移籍した2010年当時の出来事も思い起こされる。当時、移籍後初めてクリーブランドに戻った際には、会場全体から激しいブーイングを浴びた。その後、キャブスに復帰して悲願の優勝を果たしたことで、ファンとの関係は大きく変化した。
一方、キャブスのドノバン・ミッチェルは、レブロンの凱旋について、今では特別な出来事というよりも通常の対戦として受け止めていると説明。それでも、レブロンが地元にもたらした功績への敬意は変わらないと強調した。
「彼はチャンピオンで、この街の出身なんだ。この街のために成し遂げてきたことを考えれば、あれだけの声援を受けるのは当然だし、それ以上のものに値すると思う」
歓迎とブーイングが入り交じった今回の凱旋は、レブロンとクリーブランドのファンが歩んできた複雑な歴史を改めて感じさせるものとなった。